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スクロールの録画で、マウスホイールのカクつきやフレームレートのむらを防ぐには

スクロールするウェブサイトを画面録画すると、カクついたり、ガタついたり、フレームが落ちたりするのはなぜか。ホイール、録画ツール、ディスプレイ、ページそのものという原因ごとの直し方。

Aviral Lakhanpaul 更新6 分で読めます

結論から

スクロールの録画がカクつく原因は、たいてい次の 5 つです。刻みのあるマウスホイールがページを段階的に動かしている、録画ツールが可変フレームレートで書き出している、途切れない動きに対してフレームレートが低すぎる、ディスプレイのリフレッシュレートが録画と違う、ページが重くて処理が追いつかない。ホイールではなくスクリプトでスクロールし、固定 60 fps で録画し、ページをあらかじめ読み込んでおきましょう。あるいは URL から動画を生成すれば、すべてのフレームが計算されるので、落ちるフレームはありません。

まず原因を見極める

スクロールの録画がカクつくときの症状と原因
見えている症状考えられる原因
ページが小刻みに止まりながら、断続的に動く刻みのあるマウスホイール。ブラウザが 1 刻みずつなめらかにしている
速くなったり遅くなったりして、一定にならないトラックパッドをはじいたときの勢いと慣性
画面上ではなめらかなのに、ファイルや編集ソフトではカクつく可変フレームレートでの録画
速いスクロールで、規則的な細かい震えが出る1 秒あたりのフレーム数が少なすぎる、またはディスプレイのリフレッシュレートと合っていない
一瞬止まってから、先へ飛ぶページかパソコンがフレームを落としている。遅延読み込みの画像、重いスクリプト、処理が追いつかないエンコーダー

1. マウスホイールが段階的に動く

一般的なマウスホイールはカチカチと刻みごとに回り、1 刻みごとにページを決まった距離だけ動かします。ブラウザは各段階を短いアニメーションでなめらかにするので、ホイールを回し続けると、加速して止まる小さな動きが連なることになります。画面上なら目はそれを気にしません。けれども動画にして大きなディスプレイで再生すると、カクつきとして見えます。

  • 最善の解決策: ホイールを使わないこと。決まった速さでページをスクロールするスクリプトに任せましょう。コピーして使えるものが自動スクロールのガイドにあります。
  • どうしても手でスクロールするなら: 刻みのないフリースピンのホイールや、トラックパッドをゆっくり一定にドラッグするほうが、刻みのあるホイールよりはましです。ただ、20 秒間速さを保てる手はありません。

2. 録画ツールが可変フレームレートで書き出している

macOS のスクリーンショットツールバーや QuickTime を含む多くの標準の録画機能は、画面上で何かが変わったときにだけフレームを書き込みます。容量の節約にはなりますが、フレームの間隔がばらつき、編集ソフトや一部のプレーヤーはそれをうまく扱えません。固定のタイムラインに合わせるためにフレームが複製されたり落とされたりして、スクロールがガタつきます。

  • OBS Studio のように固定フレームレートで書き出せるツールを使い、60 fps に設定して録画します。
  • すでに可変フレームレートのファイルがあるなら、編集する前に固定フレームレートに変換します。HandBrake の「Constant Framerate」オプションで変換できます。

3. 途切れない動きに対してフレームが少なすぎる

スクロールでは、毎フレームすべてのピクセルが動きます。30 fps では 1 フレームごとの移動が 60 fps の 2 倍になり、文字の多いページではその飛びが目に見えます。24 fps は映画のフレームレートで、映画には合っていますが、スクロールするページでは速さに関係なく 3 つの中でいちばんなめらかさに欠けて見えます。

動きそのものを見せたいなら、60 fps で録画して書き出しましょう。30 に下げるのはファイルを小さくしたいときだけにし、その場合はスクロールを遅くします。GIF はほとんどのツールでフレームレートの上限が低いので、GIF のスクロールは短く、穏やかにしましょう。

4. ディスプレイと録画のフレームレートが合っていない

ディスプレイが 120 Hz や 144 Hz で更新されていて 60 fps で録画すると、録画ツールはおよそ 2 フレームに 1 フレームを残すことになり、可変リフレッシュレートのディスプレイではその間隔すら均等になりません。録画中はディスプレイを 60 Hz に設定すれば、録画ツールと 1 対 1 で一致します。ProMotion 搭載の Mac なら、この設定は「ディスプレイ」の「リフレッシュレート」にあります。

5. ページの処理が追いつかない

  • 遅延読み込みの画像は画面に入った瞬間にデコードされ、その処理がフレームを奪います。録画の前にいちばん下までスクロールして戻り、すべてを読み込んでおきましょう。
  • スクロールに連動する重いスクリプト、動画の背景、WebGL の効果があるページは、パソコンに大きな負荷をかけます。ほかのアプリやブラウザのタブは閉じておきましょう。
  • 録画とエンコードを同時に行うと、ページと CPU を取り合います。録画ツールにハードウェアエンコーダーがあれば、それを使いましょう。

5 つの原因をまとめてなくす方法

上の原因はどれも、本物の画面の上で動きをリアルタイムに記録することから生まれています。レンダラーはそのどちらもしません。Website Scroll Video はページを一度読み込み、画像とフォントを待ってから、各フレームでページがどこにあるべきかを計算して描きます。段階的に動くホイールも、合わせるべきリフレッシュレートも、フレームが間に合わない締め切りもないので、ページがどれだけ長くても重くても、出力は 24・30・60 fps の固定フレームレートを保ちます。

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    よくある ご質問

    次によく聞かれることに、手短に答えます。

    お問い合わせ
    スクロールの画面録画がカクカクして見えるのはなぜですか?

    たいていは、マウスホイールがページを刻みごとに動かしているか、録画ツールが可変フレームレートで書き出しているためです。スクリプトでスクロールして固定 60 fps で録画するか、録画せずに URL から動画を生成してください。

    ウェブサイトのスクロール動画に 30 fps で足りますか?

    ゆっくりのスクロールや、ファイルを小さくしたい場合なら使えます。それより速いなら、60 fps のほうが目に見えてなめらかです。1 フレームあたりのページの移動が半分になるからです。

    可変フレームレートの録画を直すには?

    編集する前に固定フレームレートで再エンコードします。たとえば HandBrake の「Constant Framerate」設定を使うか、OBS のような固定フレームレートで書き出すツールで録画し直してください。

    Website Scroll Video のロゴ。ブラウザウィンドウ内のウェブページに再生ボタンが重なっている。

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